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高次脳機能障害の難しさ・・・交通事故による頭部外傷

2014.09.09

全米オープンテニス男子シングルス決勝戦。錦織圭選手、惜しかったですね・・・ 悔しい!でも、まだまだチャンスはあるので、頑張って欲しいです。

 

また、同じく全米オープンテニス「車いすの部」男子シングルスの国枝慎吾選手、及び女子シングルスの上地結衣選手、優勝おめでとうございます!

お二人とも素晴らしい快挙ですね!!

 

私自身、テニスは全くの未経験で(サッカーやフットサルなら少しだけ経験はあります。)、テニスに関する知識はほとんどありませんが、日本人選手が世界で活躍する姿を見ると、「すごいなぁ」と尊敬するのと同時に、なんだか嬉しくなりますし、羨ましく思います。

(残念ながら、今のところ、私には世界で活躍できる技能がないので・・・)。

 

 

さて、今日は、交通事故による頭部外傷の結果、後遺障害として残る可能性のある「高次脳機能障害」について、お話したいと思います。

 

なぜこの「高次脳機能障害」を取り上げるかというと、実際、ご依頼を受けて案件対応に当たっていて、毎度、その障害の判断の難しさや処理方針(特に後遺障害等級認定における証拠作成など)に悩まされるのと同時に、社会の認知度が低く、「高次脳機能障害」についての理解をもっと深めて欲しいとの思いがあったためです。

 

早速ですが、脳には様々な機能があり、見たり聞いたり・走ったりするなどの運動する機能として「基本的な脳機能」があり、さらに、理解したり記憶したり・集中したり計画を立てたりする「高次な脳機能」があります。

 

そして、交通事故によって頭部にケガ(たとえば、車両のボンネットやフロントガラスでで頭部を強打し、また、車両に跳ね飛ばされ、アスファルト道路などで頭部を強打するケースが多いといえます。)をした場合、「頭蓋骨骨折」「脳挫傷」などの診断が医師から下され、結果として、高次脳機能に障害が残り、日常生活に支障や問題が生じる場合を「高次脳機能障害」といいます。

 

高次脳機能障害の症状は様々で、損傷を受けた脳の部位によって異なりますが、大きく分けると、

 

①「認知障害」(記憶したり理解したりする能力の障害)と

 

②「社会的行動障害」(暴力的になったり、幼くなったり、物事に過度にこだわるなどの行動の障害)

 

の2つに分けることができます。

 

交通事故によって高次脳機能障害が残る方の傾向として、そもそも自分が病気だという自覚がない(病識欠落)方が多く、家族や周囲の人から指摘されて初めて気付くこともあります。

 

ですので、必ずと言っていいほど、交通事故による頭部外傷のご相談を受けた場合には、交通事故による頭部外傷を受けた被害者ご自身以外の周りの家族の方に、「交通事故に遭う前と交通事故に遭った後で、○○さんに性格の変化など変わったところはありませんか?」という質問をさせていただいています。

 

また、交通事故によって高次脳機能障害のみが残る場合、交通事故によって手足を失う場合など一見して障害が残っていると分かる場合と比べて、特段何も問題や障害がない人に見えるため、職場など周囲の人からのサポートが得られにくいといった事態も生じています。

 

今までに、交通事故による高次脳機能障害の案件に多数接してきました。

 

弁護士としては、適切な後遺障害等級認定がなされるように被害者の方をサポートして、適正な賠償金を得て事件を解決するというが仕事(本分)であることは分かっています。

 

ただ、いくら多額の賠償金を得ても、交通事故によって被害に遭われた方が元通りの元気な体に戻るわけでもなく、最終的な事件解決としては、交通事故によって後遺障害(高次脳機能障害)が残ってしまった方が、社会生活に復帰して、後遺障害は残ってしまったものの、その人らしく生活していける社会環境が整って初めて、最終的な事件解決といえるのではないかと考えています。

 

交通事故によって後遺障害(高次脳機能障害)が残ってしまった方に、社会環境の整備も含めてどのようなサポートが私にできるのか・・・

 

社会環境の整備となると周囲の協力も必要となってくるので、今後の私の課題とさせてください。

 

 

さち総合法律事務所では、交通事故を得意分野としております。

これまで、150件を超える交通事故事案のご依頼をお受けしてきました。

 

相談料は無料です。お電話での無料相談も対応可能です。

 

特に、高次脳機能障害は難しい傷病ですが、だからこそ積極的に取り組んでおり、経験と実績を積んでいます。

(高次脳機能障害の専門ページをご覧ください)

 

また、高次脳機能障害の方の場合、外出することが難しいかたもいらっしゃると思いますので、さち総合法律事務所では、出張相談をお受けしています。

ご自宅もしくは近隣までお伺いしますので、ご安心ください。 もちろん、全国からのご相談をお受けいたしておりますのでまずはお気軽にお問合せください。

特に広島県全域(呉・竹原・三原・尾道・福山・府中・三次・庄原・大竹・東広島・廿日市・安芸高田・江田島)はもちろん、中国地方(岡山・山口・島根・鳥取)及び四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)も、車での出張相談を対応しておりますので、ぜひご利用ください。

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