事務所からのお知らせ
弁護士野村幸保が執筆(共著)した「交通事故に遭ったら読む本」が出版されました
2014.09.11
弁護士野村幸保が執筆(共著)いたしました、交通事故書籍『損をしないためのポイントがわかる 交通事故に遭ったら読む本』が9月11日に出版されました。
毎月30件を超える交通事故のご相談と、150名以上の被害者のご依頼をいただいている、弁護士野村幸保の経験がたくさん詰まっております。
また、書籍文頭の「はじめに」には、代表執筆者である弁護士野村幸保からみなさまへの気持ちが込められていますので紹介いたします。
(以下、弁護士野村のご挨拶)
突然の交通事故によって被害者となり、平然としていられる人はいません。
「治療費はどうなるの?」「事故のせいで減収してしまった」「示談金の提示額は妥当なのか?」「今後の解決までの流れが分からない」など・・・
生活が一変してしまった交通事故の被害者やそのご家族の方々の不安や疑問をあげればきりがありません。
ここで、交通事故の被害者やそのご家族の方々に、1つだけ質問をさせてください。
「あなたは、加害者側の保険会社に対応できる知識や経験をお持ちですか?」
おそらく、ほとんどの方のお答えが「NO」ではないでしょうか。
加害者側の保険会社(特に担当者)は、あなたの味方ではなく、1人で常時100件前後の案件を抱えている交渉のプロなのです。
知識や経験において、交通事故の被害者やそのご家族の方々との差は、歴然としています(インターネットで検索した程度の知識だけで闘うのは困難です。)。
今までに、交通事故によって心身ともにボロボロとなった方から、数多くの相談を受け、案件対応を行ってきました。
交通事故の被害者やそのご家族の方々に、これ以上、悩み苦しんで欲しくない。
私たちは、その一心で本書をこの世に送り出そうと考えました。
本書を手に取られた方のほとんどは、初めて交通事故に遭ってしまった方や、まだ事案が解決していない方だと思います。
本書をゆっくり読み進めていけば、今抱えている不安や疑問に対して、その解決にとって大切なポイントを押さえることができるので安心してください。
本書の構成は、独立した6つの章に分かれており(そのため、必要な章だけ読んでも問題ありません)
①「序章」は、被害者に確認し欲しいことや誤解しないで欲しいことをまとめた内容
②「第1章」は、事故の発生から解決までの流れを押さえるための内容
③「第2章」は、不安や疑問の声が多く寄せられる慰謝料・治療・休業補償に関する内容
④「第3章」は、過失割合に関する内容
⑤「第4章」は、残ってしまったケガの症状(いわゆる後遺障害)に関する内容
⑥「第5章」は、損をしないために知っておきたい示談交渉の注意点をまとめた内容になります。
まずは、「序章」と「第1章」で事故の解決までの流れを押さえ、「第2章」は、ほとんどの被害者の方に関連するので、そのままざっと目を通していただければと思います。
そして、「第3章」から「第5章」については、少し難しい内容も含まれ、すべての被害者の方が通読し、ご自身で理解・対応しなければならない内容というわけではありません。
ですので、各人の置かれた状況に合わせて、特に気になる章を選んで読み進めていただければと思います。
厳しい言い方かもしれませんが、交通事故の被害者が、加害者側の保険会社の言いなりにならず、納得できる解決を目指すためには、「賢い被害者」になって闘う必要があります。
本書を手元に置いて活用することで、1人でも多くの交通事故の被害者が、「賢い被害者」となり、納得できる解決、すなわち、適正な解決金を受け取ることができることを願ってやみません。
弁護士 野村 幸保
序章 被害者がまず確認してほしいこと
- 示談金の支払いまでの流れ
- 被害者が確認
- 加害者とその保険会社に確認すべきこと
- 弁護士が教える! こんなことを誤解していませんか?
第1章 交通事故の被害に遭ってしまったら
- 事故直後の対応を振り返ろう
- 事故の発生から解決までの流れ
- 治療中に押さえておくべきこと
- 後遺障害等級の認定によって、「示談金」が変わる
- 示談金の算定には2つの基準がある
- 加害者側が加入する保険の種類とは?
- やり取りの相手は、加害者側の保険会社
- 自身の保険を確認しよう
- 誰に損害を請求できるのか?
- 保険会社に支払いを拒否されてしまったら・・・
- 治療にはどの保険を使えばいいか?
- 示談金はいつ支払われるのか?
- 交通事故の解決方法
第2章 事故で得られる慰謝料等のお金の話
- 慰謝料にふくまれるもの
- 慰謝料はどうやって算定されるのか?
- 通院先の病院を変える方法
- 事故で働けなくなった場合、給料等は補償される
- 休業補償はいつまでもらえるか?
第3章 「過失割合」はどのように決まるのか?
- 被害者にも落ち度があることが多い
- 過失割合には基準がある
- 裏づけの資料を収集しよう
- 過失割合はひっくり返ることがある
第4章 納得のいく「後遺障害等級認定」を得るために
- 「後遺障害」として認められるには?
- 後遺障害等級認定によるメリット
- 後遺障害等級認定のための申請手続きの方法
- 後遺障害等級認定には戦略的な事前準備が大切
- 異議申立てによって認定結果はくつがえるのか?
第5章 損をしないために知っておきたい示談交渉の 注意点
- 示談交渉の重要性
- 示談交渉を始める時期
- 示談交渉の流れと進め方
- 損害額の算定に必要な資料
- 損害額はどのように計算するのか?
- 示談書で注意すべきこと
- 交通事故の被害に遭われた
さち総合法律事務所では、交通事故を得意分野としております。
これまで、150件を超える交通事故事案のご依頼をお受けし、積極的に取り組んでおり、経験と実績を積んでいます。
ご相談料は無料ですのでお気軽にお問合せください。 電話での相談も無料で対応いたします。
交通事故の被害者の方の場合、外出することが難しいかたもいらっしゃると思いますので、さち総合法律事務所では、出張相談をお受けしています。
ご自宅もしくは近隣までお伺いしますので、ご安心ください。
もちろん、全国からのご相談をお受けいたしておりますのでまずはお気軽にお問合せください。
特に広島県全域(呉・竹原・三原・尾道・福山・府中・三次・庄原・大竹・東広島・廿日市・安芸高田・江田島)はもちろん、中国地方(岡山・山口・島根・鳥取)及び四国地方(香川・徳島・愛媛・高知)も、車での出張相談を対応しておりますので、ぜひご利用ください。
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まずは、お電話かメールにて、お気軽にお問い合わせください。
その際、ご相談をスムーズに行うため、ご相談内容等を簡単にお伺いいたします。 -
弁護士と面談を行います。お持ちいただいた資料等をもとに、お客様のご質問・ご要望等をじっくりと伺います。
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さち総合法律事務所が、事件の見通し・方針等も含めて、お手伝い出来ることをご提案。報酬・実費等のご案内もいたします。
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方針や報酬等にご納得いただいた場合、契約締結となります(委任契約書や委任状等を作成します。)。
早速、問題の解決に取りかかりましょう!
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弁護士による法律相談をお探しの方は、さち総合法律事務所(広島弁護士会所属 弁護士野村幸保・弁護士田島侑介)まで、お気軽にお問い合わせ下さい。
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もちろん相談料は無料、お電話での相談も可能です。
特に交通事故(高次脳機能障害などの後遺障害、死亡事故、慰謝料、示談金、示談交渉)は専門的に取り扱っている得意分野ですので、交通事故弁護士をお探しの方はご連絡ください。もちろん相談料は無料です。
広島県(広島市(中区・南区・東区・西区・安佐南区・安佐北区・安芸区・佐伯区)・東広島市・廿日市市・福山市・ 呉市・尾道市・安芸高田市・竹原市・三原市・府中市・三次市・庄原市・大竹市・江田島市)・ 岡山県・山口県を含む中国地方全域対応しますので、ご相談をお待ちしております。